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【読書】『PSYCHO-PASS サイコパス 3 〈A〉』を読んだ感想&レビュー

アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3 』のノベライズ本、1巻<A>を読み終わったので感想でも。 

読んだのはこれです↓

目次

5年ぶりのアニメは3期へ突入

劇場版をはさんでいるものの、シーズンアニメとしては実に5年ぶりの新作。

2019年の10月から12月にかけて放送されました。


(炯と灼)

3期の主人公は、慎導灼炯・ミハイル・イグナトフの24歳の男性監視官2名。新キャラ。

執行官も知っている顔は2期に登場した雛河しか残っていないし、1係はほぼ誰これ状態の総入れ替え。 

ここら辺は新しい物語が始まるんだしあるあるよなぁ~で片づけれたけど、2期から空白の6年間。『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界観を考えれば案の定?知っている人々の衝撃的な現状が説明なしで平然とぶち込まれてきます。 

霜月”課長”とか、常守朱(28歳)にギョっとしながら、月日の経過を感じたり。

外務省行動課の豪華絢爛さにして圧倒的説明のなさに、「そういえばこのアニメは自分で何とかせねば(理解せねば)いけないんたっだ。」と思い出しました。3期は2周しても理解が追い付かない面もあります、難しい...。

そして相変わらず、全然教えてくれないのに、凄く匂わせてくる皆さんに若干イライラしつつ(笑)それでも世間で言われている評価よりは確実に楽しく最後まで見ました(もちろん、それってどうなの?それはないわ~。と思う面もたくさんありましたが)。 

『PSYCHO-PASS サイコパス』の物語を理解する上でノベライズは重要


( 新顔執行官トリオ)

 『PSYCHO-PASS サイコパス』という複雑怪奇な物語において、ノベライズはかなり重要度を持っていると思います。

私自身、ノベライズを読みたい(読んでまででも物語を理解したい)と思ったのこそ、『PSYCHO-PASS サイコパス』のアニメ1期です。

 アニメや映画など映像作品に対して、絵や言葉(だけ)では読み取れない各人の心情の部分を理解したい。もっとゆっくり物語を追いたい。違う角度から作品にアプローチしたい。と思った時に、文章で読むということの楽しさを知りました。

やっと本題というか読んだ感想 

この〈A〉=1巻で、収録されているのは、3期アニメ全8話中の3話まで。

ハイパートランスポート社絡みの一件が片付いて、都知事選の話が始まったところまで。

本で印象的だったところ

本のストーリー自体はアニメの脚本家である吉上亮氏が手掛けているので忠実です。

忠実ながらも文章で受け取る面で印象的だったところをいくつか。

メンタルトレースという行動へのリスク

灼のA級メンタリストの能力として幾度も登場したメンタルトレースという、要因を組み合わせることによって、(他人の)見たい場面に乗り移れる特殊能力。行動。

これがアニメでは良いように使われてる取って付けた設定感満載で、これあがればなんでもありじゃん的な無敵超能力のように感じる面が多かったんですが、そうではないということ(危険性の重み)が少なからずわかるような説明がノベライズではあり、理解出来ました。

結局とんでもない能力であることに変わりないんですが、アニメよりは納得出来たって感じ。 

出島育ち

3期は”入国者”についてなど、より広い世界や視野で物語が描かれています。

その中において、灼が出島で暮らしていたという部分がアニメではちらっと覗く(言葉で言われる)程度だったのが、”牛乳を飲んでいる”というアニメでもあった些細なワンシーンにおいて分かりやすく書かれていました。

何気ないあのシーンにも意味があったことが分かるのもノベライズだからこそ。こいうところがノベライズの好きなところです。

 霜月課長の苦悩

1期でJKだった霜月美佳という人物を知っている身としては、24歳!?、中間管理職!?と衝撃をぶち込んでくれた3期の彼女の立場。2期の頃とは比べ物にならないV字回復の成長っぷりとリーダーシップで、霜月も大人になったな...。と嬉しくもありました(劇場版『SS』で大分ましにはなってたが)。

実際彼女の言動や思考は人間臭さが出てて理解は出来るものの、2期ではホントに嫌なヤツとして振舞いまくっていたので、その反動でか、霜月課長の評価が3期で爆上がり。まだまだ幼いところも残るけど(喚くし)、この歳で頑張ってんなぁ課長...。と哀れみすら覚えた。

ビックリしたとはいえ、シュビラ適正という面で良い人選だよなと思ったポイント。ストレスでやられかけてて心配。 


(24歳にして課長に上り詰めた霜月)

コングレスマンって何者か?

今作のキーマン(キーワード)である、コングレスマンインスペクターについて少しでも理解出来たらいいなと思ってたんですが、この部分は1巻の時点ではイマイチぴんとはきませんでした。

まぁアニメ本編もこの時点では何も分かってはいないので、分からなくて当然と言えば当然かも。

私自身、映画『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』を見てもなお、コングレスマンがなにやってるのか良く分からなかったので、ノベライズで今後何とか理解したいと思っているポイントです。 

存在を印象付けることが目的で、何をやってるかってもはやそんなに重要ではないのかも?とも思ってるんですがどうなんでしょう。

とりあえず、2巻〈B〉が楽しみ 

文庫本にして1,000円越えの2巻(予約済)は残り5話分やるのかな。

いずれにせよ楽しみな1冊です。

※追記※〈C〉=3巻に続くそうです。